2015年1月31日土曜日

Titanium StudioとGenymotionを使おうとしてハマったメモ 【Genymotion側でDeviceを起動してからDebugしましょう】

  • 対象読者:Titanium Studioの初心者
  • 概要:GenymotionでDebugする時はGenymotion側でDebugに利用するDeviceを起動してからDebugすること
  • ソフトウェアバージョン:
    • Titanium Studio : 3.4.1.201410281727
    • Genymotion : 2.3.1

Titanium Studio

AndroidとiPhone向けのアプリを同時に開発する、クロスプラットフォーム環境としてTitanium Studioがあります。Javascriptで作成したプログラムをAndroidでもiPhoneでもどちらでも動くようにしてくれるラッパーみたいな感じでなかなか悪くないんですけど、いかんせんDebugに利用する仮想端末が遅い。正確に言うとAndroid SDKについている仮想端末が遅いみたいなんですが、とにかくこれがいただけない。

Genymotion

この遅い仮想端末の代替としてGenymotionと言うものがあります。これはVirtualboxをPCにインストールして、仮想端末を本当に仮想マシンとして動作させよう、と言うもの。最近のPCだとだいたいどれもCPUが仮想化に対応しているので合理的と言えば合理的ですよね。

Titanium StudioからGenymotionを使えない・・・

Titanium StudioもGenymotionも、使用するためにはユーザー登録が必要だったりダウンロードのリンクが見つけにくかったりと一癖ありますが、基本的にはダウンロードしてインストールすればそのまま使えます。

・・・使えるはずなのですが、Genymotionで作成したDeviceがTitanium Studioで認識されず、始めは苦労しました。Titanium Studioでは左上にDebug対象のDeviceを選択する欄があるのですが、どの設定をいじってもGenymotionで作成したDeviceが表示されません。

GenymotionでDeviceを起動すれば認識される

始めは「なんでやねん!」となったのですが、種を明かせば簡単で、Genymotion側でDeviceを起動すると選択肢に出てきました。 Defaultの設定等、紹介されているページがありましたが、現バージョンでは設定変更は何もしなくても動くようです。